3回に渡りご紹介してきた Antique Watch
本日のブログがラストとなります。
1970年代後半まで、スイスには数多くの時計ブランドが存在していたのですが、クォーツショックが起こった1969年を境に、スイスの機械式時計産業は下降の一途をたどり、数々のメーカーが倒産する事態となりました。
今回ご紹介するALSTAもそのひとつ。
今は現存していないブランドですが、これもアンティークウォッチの醍醐味の一つと捉え、セレクトのラインナップに加えてみました。
ALSTA
PRICE:¥67,000+TAX
YEAR:1960年代
機械種類:手巻
CASE素材:ステンレススチール
CASE:スクリューバック
BELT:BLACK Calf クロコ型押し/社外品
Cal.FHF/ST Cal.96
SIZE:約34mm
6ヶ月保証付
SOLD OUT
当時、小さな時計メーカーは文字盤だけを自社で作り、ムーブメントは専門の工場に発注する、というスタイルが一般的でした。
こういったメジャーではないブランド達は、見た目は違えど中の機械はほぼ同一のものが入っているそうです。
したがって機械のランク的には、それ程高くないといったところです。
ただ、当時のスイスで作られた機械ですから、今現在、この機械を作るとしたら、かなりのコストが掛るとのこと。
もちろん機械の状態も、全く問題がありません。
文字盤、ケースともに状態はかなり良好です。
この辺りのアンティークウォッチも力を入れて集めているそうで、いろいろなブランドを紹介してもらったのですが、Alstaに関しては、単純に見た目が好みでピックアップしました。
落ち着いたシルバーのカラーリングと、インデックスのフォントから漂うアンティーク感を楽しんでいただけたら、と思います。
今週は休まず営業いたしますので、お近くにいらした際は是非ショップにお立ち寄りください。
皆様のご来店お待ちしております。