この秋冬より取扱いがスタートする「The crooked Tailor 」
パタンナーとしてのキャリアを積み、テーラーでの修行を経て、ブランドを立ち上げたデザイナーの中村氏。
洋服に懸ける想いは、上記の経歴だけを見ても十分に伝わるのではないでしょうか。
そんな彼が作り上げる「The crooked Tailor 」は、現在4つのラインから構成されています。
Hand made
Bespoke(注文服)仕立ての技術を駆使し、洋服の約70%を手縫いで仕上げる事で、 既製服では表現できない着心地の軽さと柔らかさ、体に馴染むシルエットを生む。
デザイン、型紙、裁断、仕立ての全ての工程をアトリエで行う為、大量生産ができない。
Pret-a-porter
接着芯を使用する通常の既製服に対して、生地の風合いを殺さないよう全ての服を技術と時間を必要とするフラシ芯で仕立てる。
生産数が限られてしまう「Hand made」に対して、デザイン、型紙、仕立てにこだわった「Pret-a-porter」
Pattern order
お客様にデザイン、生地を選んでいただき、サイズ展開にてお仕立てさせていただく「Pattern order」
「Hand made」同様の仕立てで、全ての工程をアトリエで行う為、大量生産ができない。
Royal order
お客様にデザイン、生地、裏地、ボタン等を選んでいただき、採寸と仮縫いを経てお客様の為だけの最高の1着を生み出す。
型紙、仕立ての全ての工程を1人で行う事で、The crooked Tailorの目指す「デザイン、型紙、仕立てを1つにした最高の服」が完成する。
オーダーのラインに関しては、現在受注が規定数に達している為、承ることができないとのこと。
それに伴い、当店も「Pret-a-porter」のみの展開となりますが、それでも既製服の中では間違いなく高いレベルに位置すると思います。
今後の展開を考えた時、今よりも少しだけ踏み込んだセレクトを目指していた自分にとって、このブランドに出会えたことは、非常に大きな意味がありました。
拘りが強いブランドの為、オーダーに際し、色々な制約もありましたが、モノが溢れた時代に自分の姿勢を貫いている数少ないブランドの一つだと思います。
The crooked Tailor
The crooked Tailor(ザ クルーキット テーラー)は「ひねくれた仕立て屋」を意味し、テーラー=スーツという概念を超え、テーラーの技術を駆使し、 「デザイン、型紙、仕立ての全てを一つにした最高の服」を生み出す。