DESCENTE BUILD/SHELL JACKET

“scrap&build”

今までの固定概念を解き放し、新しい価値観を創造する。

2013-2014年にデサントから生まれたスペシャルライン“DESCENTE build”

斬新なデザインとカッティングは、それまでリリースされていたアイテムとは一線を画し、“DESCENTEの本気”を感じる素晴らしいクォリティでした。

年に1度だけリリースするというブランディングも、ブランドにとって特別な位置付けであることを示していたと思います。

当時、水沢ダウンをメインにセレクトしていたため、高揚した気持ちを抑えつつ、オーダーは一旦持ち帰ることに。

結局モヤモヤした気持ちのままオーダーを見送ってしまったのですが、その後このモデルを境にDESCENTE buildを見ることはありませんでした。

時は流れ2017年の12月

デサントの2018AW展示会で復活を遂げたDESCENTE build

久しぶりに見たDESCENTE buildは相変わらずカッコよく、数年経った今でもこんなシェルジャケットは見かけなかったなぁと。

あの日のモヤモヤを払拭すべく、今回は即オーダー。

取り扱いを悩んだ日から4年の月日を経て、DESCENTE buildが当店に到着いたしました。

SHELL JACKET

PRICE:¥74,000+TAX

COLOR:Black

SIZE:M/L/O

SOLD OUT

ブラックトーンのステルスパッチワークをベースに、都会と自然の境界線を無くしたDESCENTE buildのSHELL JACKET

“縫製と製品のタブーを落とし込む”という謳い文句の通り、各パーツを構成する生地はすべて断ち切り仕様。

 

そしてそのパーツを繋ぐのが不均一に走るランダムステッチ。この手のシェルジャケットでは全く見たことがないアプローチです。

 

メインデザインのステルスパッチワークもただ色を変えて作っている訳ではなく、可動域に合せて生地をチョイスするという徹底した拘りぶり。

前回ご紹介したインナーダウンと同じように、運動性を考慮した異素材ボディマッピングシステムとなります。

 

このジャケットを構成するひとつめの生地は、アラミド繊維ケブラー®を使用したDYNAMONUS(ダイナモナス)

強靭なケブラー®繊維を合成繊維&天然繊維を掛け合わせることで、外観を保持しながら剛性な機能も併せ持つソフトプロテクティブファブリック。

前身頃やフードを始め、ダイナモナスがこのジャケットの基本ベースとなります。

次は4方向ストレッチ素材Dermizax®(ダーミザクス)

水沢ダウンにも使用されているこのストレッチ素材は、もちろん可動域が多い部分に。後見頃もこの生地がベースとなります。

最後はデザインのアクセントとなるウールサージ。

これによりモダンなイメージがプラスされ、都会と自然を繋ぐテクニカルウェアーと呼ぶに相応しい仕上がりとなっています。

またこれらのパーツは、ほぼ全てに水の侵入を防ぐシームシーリング加工がなされています。

表地のベースが3つ。さらにステルスパッチワーク×ランダムステッチ×シームシーリング加工。

これだけでもデサンドビルドの凄さと気合いが伝わると思います。

 

次は裏地を。

この生地も水沢ダウンでお馴染みのHEAT NAVI

光を熱に変換し、+5℃の発熱を実現したファブリック。HEAT NAVIはフロントと袖裏に使われています。

HEAT NAVIの開発にまつわるエピソードが公式サイトで紹介されています。

非常に興味深い内容となっていますので、是非ご覧になってみて下さい

www.descente.co.jp/technology/feature/origin/

 

左見頃裏にはモバイルフォンポケット付き。

 

背裏にはメッシュ素材を。ここには脇下にあるベンチレーションから繋がるポケットが4つ配置されています。

 

ベンチレーションはアームにも完備。サイドとあわせて計4つの大口径ベンチレーションシステムとなっています。

 

(身長170cm 体重60kg SIZE M着用)

ボディマッピングシステムにより、タイトなシルエットでもストレスのない着用感。

タウンユースとしてはもちろん、スノースポーツウェアとしても機能するよう作られていますので、この辺りは抜かりのない仕上がりです。

シェルジャケットですので、冬場はインナーダウンなどでカバー、当店セレクトのTen cと同じイメージです。

もちろん春先も違和感なく着用できますので、3シーズンに対応したジャケットとなっています。

高い技術を持つデサントが送り出す新たなアプローチ“DESCENTE build”

気になられた方は是非店頭にてご覧ください。

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