TUKIのNEWレーベル「NORITAKE/HARADA」
リリース第一弾は「DENIM PANTS」
“501”をテーマとするという、最初から一番難しいところを攻めてきました。
ウエストは26-58インチ、レングスは5種類(現状3種類)という、細かく刻まれたサイズレンジで展開。
オリジナルに近づけるという部分が重要視されるジャンルの中で、「穿く」ことをデザインしたDENIM PANTS
展示会では全てのサイズがずらっと並んでいて、リリースはこの一型のみなんですが、沢山の洋服を見るよりもずっと強いインパクトがありました。
もちろんマテリアルもハイクオリティ。
デザイナーのセンスを感じる仕様となっています。
ファブリックはシャトル自動織機で織られた12.4ozデニム。
ベースはアメリカ産のブレンドコットン。重みのあるインディゴカラーは、ロープ染色によって深く染められています。
ボタンとリベットはイタリア製のステンレススチール。
また縫製糸もアメリカの超長綿。ステッチは同色で染められていますので、全体的な印象もマットで洗練された雰囲気となっています。
ポケットの生地もシャトル織機で織られたブラックツイル。
染色はステッチと同じくVAT DYEとなりますので、色落ちも軽減されています。
ベルトループはオフセット仕様。
革パッチは左に配置。この箇所だけアレンジが加えられています。
レザーはパキスタン製のゴートスキン。初期ロットのみ、インビテーションのデザインを流用したものとなります。
NORITAKE/HARADA Vol.1
DENIM PANTS
PRICE:¥38,000+TAX
COLOR:Indigo
SIZE:30M/31M/32M/33M/34M/36M
34L/36L
SOLD OUT
セレクトしたサイズ30-36はレングスをミディアムで統一。34と36の2サイズは、ロングもご用意いたしました。
(身長170cm 体重60kg SIZE32 INSEAM MEDIUM)
縦方向はお直しが必要ないくらい、丁度良く縮みました。
ステッチが同色のため、他のジーンズとの差別化もしっかりとできています。
ここまで納得がいくジーンズを穿くと、否が応でも気持ちが高揚します。改めてTUKIの2人の凄さを再認識するアイテムとなりました。
NORITAKE/HARADA
TUKI(ツキ)から派生し、デザイナー両名の名前を冠した新レーベル。2019年3月に1型のジーンズとして初めて発表された。
使用されるマテリアルの多くが独自に開発される一方、そのカッティングやグレーディングバランスは主にLevi stauss社の過去の名作を習作したものに過ぎず、彼ら自身のアレンジやオリジナリティは極力排除されている。
異様に拡張されたサイズレンジは、トレンド性や普遍性、またはセクシュアリティといった概念自体を内包し、美しくグリッド状に示されたそれぞれのサイズが自由の意味を問いかけてくる。
定期的な新作発表の予定はなく、シーズンに一度のみ繰り返される繊細なマスプロダクション自体にその意味を見出す。