VENTURA

昨日ご紹介したVENTURA の着用画像になります。

当店はウォッシュされていないモデルをセレクト。
更にサンフォライズド加工が施されてなく結構縮むため、ウォッシュ済み1年着用の私物でのご紹介になります。

501、66前期がベースとなっているVENTURA。
少し細身のストレートで受け入れやすい万能型シルエット。
合わせ易いため、自分もかなりの頻度で穿いています。

実はデニムもブランドで開発したものを使用しているのですが、その拘りが興味深かったのでメーカーから送られてきた資料を基にまとめたものを記載しておきます。

素材は手摘みされたジンバブエコットンを使用したオリジナルデニム。
一般的に機械摘みされたものよりも質がよいと言われています。

またインディゴ染めのロープ染色の際に染めの回数を多くすることにより、深みのあるインディゴ色を出してます。
色落ちの特徴として、ジンバブエコットンの特徴である少しグリーンかかった色落ちをします。また旧式のシャトル機で織られる事により表面のザラつきが強いデニムに仕上がっていて、穿き込む事により非常に綺麗なタテ落ちをします

仕様は2本針のミシンが無かった時代、1920年以前の縫製(一本針の折伏せ縫い)。
一本針で縫製される不均一なステッチがアジとなり、デニムの表情を際立てています。
熟練した技術と完成するまでにかかる時間が必要とされている一本針の折伏せ縫い。
今ではその職人の数も激減しているといわれています。

上記の通り、素材や縫製にかなりこだわりをもったジーンズ。
ヴィンテージに博識なデザイナーならではのものだと思います。

もちろんデザイン、シルエット、ディテールはStevenson Overall Co.のオリジナル。
上で記述したヴィンテージベースと現代のオリジナルが上手く融合した、他にはないデニムとなっています。
是非店頭にてご覧ください。

※明日、1/31(日)は都合により18:00閉店とさせていただきます。
大変申し訳ございませんが、何卒宜しくお願いいたします。

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